みなさん、こんにちは大山です。

忘年会シーズンですね!飲み会が続くと酷使されるのが内臓です。

お酒にはアルコールが含まれていますが、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変わり水分と二酸化炭素に代謝され無毒化されます。この変換作業がすごくエネルギーを使うんです。これが続くと肝臓が疲労して機能が落ちてしまいます。僕もお酒が好きなのでこの話は耳が痛いです(笑)

ちなみにお酒でダメージを受けるのは肝臓だけではありません。

胃や腸などの消化器系もダメージを受けます。アルコールは胃で20%、小腸で残りの80%が吸収されます。アルコールは胃や腸の粘膜に対して刺激となり、粘膜を薄くしてしまいます。特に胃は強力な酸が分泌しているところですのでその酸から胃壁を守る粘膜が薄くなると胃壁がダメージを受け、胃潰瘍などの病気に発展する場合があるんです!

 ここまでの話だとお酒は絶対的な悪のような存在に思えてしまいますが。それがそうでもないのです。上手に利用すれば昔から「お酒は百薬の長」と言われるように健康に良いのです。

例えばイタリアが発祥の食前酒の習慣は胃腸に適度な量のアルコールを食事前に入れておくことで内臓が活発に働き、食事の吸収率が上がります

し血管拡張作用があるので血流の改善にも効果的です。

 因みに胃腸の回復を上げるためにはツボを押すといいですよ!

とくに効果が高いのが足三里というツボです。足三里は古くから胃腸に対しての問題を

解決するツボとして使われてきました。

 温故知新という古い中から新しいを見つけるという意味の言葉がありますがまさに東洋医学のツボは温故知新です。

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ちなみに画像は秋に実家でとれたミョウガを軽く炙ってビールと頂いた時の写真です。美味しかったです(笑)