西アフリカの栄養失調 : 鷺沼カイロプラクティック鍼灸整体院のブログ

先日、実家の沖縄に電話をしました。

「日差しが強くて車の中はクーラー付けたさー」

いやいや、何を言ってるんだ、お母さん！笑

今日は西アフリカのベナンのお話。

ここは天候に恵まれ十分な作物に恵まれているにも関わらず、

栄養不良な子供がたくさんいます。

一見、食事はしっかりして問題ないようですが栄養的にみると

成長過程に必要な栄養が不十分。

大人たちの栄養に関する知識が不十分なため、子どもたちはしっかりとした

栄養を摂る事が出来ないのです。

食べているはずですが、栄養的にみれば欠乏がたくさんあるのです。

貧困な地域にはこんな病気があります。

食事が十分に食べれず、エネルギー、タンパク質が
不足するマラスムスという栄養不良状態。

また貧困ですが食事は食べ、パンや米など炭水化物中心の食事。
そうすると、エネルギーは取れてるが、タンパク質が不足する
クワシオルコルといる栄養不良状態。

子供の成長期に食べてはいるが、十分な栄養素が取れずに、

飢餓状態に陥るのです。身体をつくるために欠かせない

栄養素をバランスよく摂れてない状態から、隠れた飢餓とも呼ばれ、

世界中で20億人もいます。

一見ちゃんと食事をしていて、大丈夫と思いきや、

バランスが悪く栄養不良に陥ります。

日本でも最近若者の偏食で栄養失調が増えています。

食事をコンビニのパンやおにぎりだけで済ます。

タンパク質やビタミン不足により栄養不良になります。

栄養素は目に見えないもの。

不足することで何が起こるのかあまり知られていません。

でも、実は人間の成長、特に子どもに与える影響はとても深刻です。

特に子どもは毎日食べる食事で体がどんどんつくられます。

偏食が増える現在、子供や自分の為に食事について見直し
ていきたいですね